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小児の歯磨き_小児歯科専門

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当医院名 近藤歯科クリニック
診療
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小児歯科・矯正歯科
予防歯科一般歯科・小児矯正
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外来環算定歯科)
医院
住所
〒190-0011
東京都立川市高松町
2-25-3
メープル立川1F
TEL・FAX 042-524-0722
総合HP https://kondo-shika-shinbi.com/
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小児の歯磨き

子どもの歯みがき嫌い

歯が生え始める乳幼児期から、小学校入学前くらいまでの「歯みがき嫌い」のお子さんへの対処について考えてみました。

0歳~3歳くらいまでは、なかなか、歯みがきの必要性をわかってもらうのは難しいものです。
とくに、眠いとき、疲れて機嫌の悪い時、眠ってしまっている時など、たいへんですよね。

歯みがき嫌いにさせない3つの対策

1)対策としましては、第一に「痛くしないこと」です。

  • 具体的には図1のように、「細かく歯ブラシを震わせる=微振動みがき」
    みがくというより、マッサージのつもりで、1本の歯につき5~6秒で。
  • 歯みがきするとき、力を入れ過ぎてしまうと痛いので、図2のように、「みがく方の手を固定」します。
    たとえば、歯ブラシを、親指と人差し指、中指で持ち、お子さんのほっぺに小指を固定します。また、あごに薬指と小指で固定します。
  • みがく時の姿勢は図3を参考にしてください。

2)次に歯ブラシの選択方法です。

  • 子どもの痛がらない歯ブラシのポイントは、 「毛が柔らかく」「密集している」 こと。 「毛足が短く、安定していること」
  • 毛が硬いものや、毛足が長いものは痛がります。

3)上あごの前歯の真ん中は小帯というヒダがありそこはこすらないようにしてあげてください。

  • ヒダの歯ブラシが当たると痛がります。

歯みがき嫌いのお子さんの場合

1)0~1歳児

歯みがき嫌いの赤ちゃんの場合、お風呂で体を洗う、髪の毛をとかすなどの行為も嫌がる場合が多いです。
スキンシップ不足の傾向があるので、日ごろから抱っこしたり、マッサージ、くすぐりっこなどで、からだと心をほぐしてあげてください。
まずは、「触れられることからに慣らす」ことから始めてください。

2)1~3歳児

「しつけ絵本」などを使って、「歯みがきは手を洗ったり、お風呂に入るのと同じこと」と子どもが気づくまで、何度も読んであげください。
歯みがきを生活の一部として意識させていくことが大事です。
少しでも、進歩したら、よく褒めてあげてください。

フッ素入り歯磨剤について

フッ素入り(フッ化物配合)歯磨剤は濃度、性状(ジェル状、ペースト状)により、さまざまなものがあります。

歯科衛生士(クインテッセンス2009年10月号)より引用

市販の小児向け歯磨剤とフッ化物配合濃度

お子さんに最も適したフッ化物の配合濃度は?

どの年齢でも、高いほうが良く、小児の場合も500ppmFよりも1000ppmFの方がいいです。ただし、4歳以下のうがいができないお子さんの場合、飲み込みによる、歯のフッ素症のリスクを考慮し、500ppmFの製品を選択する場合も考えられます。

うがいのできない乳幼児の場合のフッ化物配合歯磨剤は?

1) 2歳においてはフォーム状(泡状)のものが適しています。当クリニックでは、Check-Up foam(チェックアップ・フォーム)をおすすめしています。(フッ化ナトリウム950ppmF配合・歯科医院専売)

特長・少量でも、口の中のすみずみまで、フッ素がすばやくいきわたります。また、極めてマイルドの香味と研磨剤無配合なので、乳幼児、高齢者にも、抵抗なく使用できます。 

2) 3歳では、フォーム状のものに加えてジェル状のものをおすすめします。Check-Up gel バナナ(チェックアップ バナナ)など、研磨剤無配合、泡も少量で、うがいも1~2回で済み、フッ化ナトリウムも500ppmF と低濃度で食べてしまっても比較的安全です。

近藤歯科クリニックおすすめのお子さんの歯磨剤(ペースト状)は?

フッ化物配合濃度900~1000ppmFのものであれば、どれでもいいと思います。あとは味覚的な好みでいいと思います。

このCheck-Up kodomoは、3種類の味があり、歯科医院専売ですが、価格的にも、お手頃で、お子さんも飽きずに使用しやすいというところで、おすすめです。フッ化物配合濃度も950ppmFです。 

年齢別フッ化物応用例

年齢 方法 方法
1歳 寝かせ保護者磨き フォームまたはジェル
2~3歳 練習磨き+寝かせ保護者磨き フォームまたはジェル
4~5歳 練習磨き+立たせ仕上げ磨き ペーストと年2回のフッ素塗布
6~11歳 練習磨き+立たせ仕上げ磨き ~自立磨き ペーストフッ化物洗口と年2回のフッ素塗布

1歳の子どものフッ化物配合歯磨剤について

子どもの歯である乳歯は、生後6~8ヵ月くらいから生え始めます。
つまり、1歳になる少し前くらいから歯磨きの習慣化が始まるのです。
始めの頃は乳歯が1~2本しか生えておらず、歯ブラシを使ってゴシゴシとブラッシングする必要性は低いですが、歯磨きに慣れてもらうことはとても大切です。
その際、フッ化物配合歯磨剤を使用すると、未成熟な乳歯を強くすることができます。

とくに「Check-Up foam(チェックアップ・フォーム)」は、泡状の歯磨き粉なので、1歳のお子さんのお口の中でも使いやすくなっています。
フッ化ナトリウムの濃度は950ppmFで比較的高くはなっていますが、親御さんがしっかり管理してあげれば、トラブルは避けられます。
チェックアップ1歳で泡タイプのものに不安を感じる場合は、ジェル状のものでも構いません。
Check-Up gel バナナ(チェックアップ バナナ)なら、フッ化ナトリウムが500ppmFと低濃度なので、誤って飲み込んでしまったとしても、健康被害が生じるリスクは皆無に等しいといえます。

チェックアップ1歳では、寝かせ保護者磨きが基本となります。
1歳ではまだ練習磨きをするには早すぎるため、親御さんがしっかり磨いてあげてください。
チェックアップ1歳でフォーム(泡状)にするか、ジェル状にするか迷われている方は、いつでもお気軽に立川の近藤歯科クリニックまでご相談ください。
当院は立川で小児歯科診療に力を入れている歯医者さんです。
1歳のお子さんへのフッ素入り歯磨剤への使用に関して、疑問や不安がある方は、「お問い合わせ」のページをご利用いただいても構いません。
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