1) 体の他の臓器に移動しやすい。

口の中の細菌は、誤嚥により、肺に侵入し、肺炎を起こします。
また、肺炎はたびたび起こると、小さな血液の塊が心臓を経由して、脳に飛び、脳梗塞を起こすといわれています。
さらに、出血を伴う歯科治療を受けると、菌血症を起こすので、献血が3日以内は出来ません。

2) 細菌は、口の中の細胞にくっつきやすく、細菌同士もお互いにくっつきやすい。

みがき残しである、“歯垢”はこうやって作られます。
カビの一種であるカンジダ菌はとくに粘着力が強いです。
むし歯の原因菌である、ミュータンス・レンサ球菌は砂糖から、粘着性のグルカンを作り、歯周病関連菌のジンジバーリス菌も、くっつく力が強い菌です。

3) 歯周病関連菌ジンジバーリス菌は血液を好みます。

ジンジバーリス菌は血液中の鉄イオンを獲得し、血小板に結合します。
そして、血液中に入り、全身を循環しやすいと言われています。

4) 免疫反応に影響を与え、さまざまな臓器にダメージを与えます。

むし歯や歯周病の原因になるだけでなく、細菌自体が増殖しやすいように免疫機能に抑制をかけていく。
これによって、心臓や動脈壁など、さまざまな臓器にダメージを与えます。
インスリンの情報伝達を邪魔し糖尿病を誘発させたり、インフルエンザウイルスの感染率も高めることが知られています。

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